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食事はよく噛んでする

食事はよく噛んでする

昔から、食事はよく噛んでしなさいと言います。よく噛むことにより顎の筋肉が鍛えられてシワのない若々しい顔になったり、またその振動が脳に伝わって脳を活性し脳年齢を若返らせることができるそうです。

そして、唾液には免疫力を高めたり、口腔を殺菌する効果があります。

唾液に含まれるスタテチンは 歯を強化させ、またパロチンは身体の中で筋肉や内臓、骨、そして歯などを育み若々しさを維持する機能があります。

食事はよく噛んですることにより、唾液の分泌量が多くなり、口腔内のPHはアルカリ性に傾きます。

唾液は食事で酸性に傾いた口腔内を中性に近づけようとする作用があるのです。

しかし、唾液の分泌量自体が少ない人、あるいは口の中が常に乾いている人は口腔内が酸性となって虫歯になりやすくなります。

ですから、食事はよく噛んでするように心がけましょう。食事をするときによく髪ますと唾液の分泌が増えて、唾液の持つ消毒・殺菌作用などの有効成分が多くなると言われています。

一口で20から30回噛むことを目安として、唾液を増やし唾液の作用で歯を丈夫にし、また免疫力を高めてアンチエイジングに励みましょう。

特に、中高年以上は、唾液分泌が減少してきますので、食事はよく噛んでするようにしましょう。

現代はとかく柔らかい食品が好まれていますが、噛み応えのある食品を何品か取り入れて噛みグセをつけて歯を健康にしていきましょう。

噛むことの効果を挙げますと、虫歯や歯周病予防です。虫歯や歯周病になりにくく、初期のむし歯でしたら再生することさえあります。

これは、ひとえに唾液の恩恵なのですが、唾液には口腔内を清浄にする成分が含まれ、歯に悪い影響を及ぼすプラークの酸を中和する働きがあります。

唾液にはカルシウムやリン酸が含まれているのですが、口腔内の酸性がPH5.4以下になりますと歯が溶け出して、ひどくなりますと虫歯になります。

そこで、唾液が酸を中和して口腔内のPHが元の状態に戻りますと、溶け出したカルシウムやリンなども歯の表面に戻るわけです。

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