歯のクリーニング
白い歯と歯の健康を保つための治療法にクリーニングというものがあります。
クリーニングは、文字通り歯の清掃と洗浄を行い、清潔な歯を保つために行われます。
クリーニングで歯を白くするというのを聞くことがありますが、クリーニングはホワイトニングとは異なり、歯を白くすること対してはほとんど期待できないでしょう。
クリーニングは、歯の表面にくっ付いた歯石、また歯周ポケットに入り込んだ歯石を除去していきます。
歯のクリーニングの方法は次のようになっています。汚れがひどい場合は、超音波機器、あるいは高圧エアー式機器で大まかに色素を除去していきます。
研磨剤の粗いものでブラシを用いて色素を落としていきます。
歯と歯の間、また歯のくぼみに染み込んだ色素は、歯石取り用の器具を用いてて取り除いていきます。
だんだんと研磨剤の細かいものへ替えて歯を磨き、歯に付着した傷を除去していきます。
仕上げ用の研磨剤を用いてゴム製のカップで歯の艶出しをしていきます。
そして、最後にフッ素やアパタイトで歯をコーティングして終了となります。
クリーニングには、さまざま方法があります。
粒子の大きさの違ういろいろな研磨剤でブラッシングしたり、超音波や高圧を利用して研磨剤を吹きつけたり、あるいは特殊な機器で歯の隙間や歯と歯が重なった部分の汚れを落としたりします。
クリーニングには、歯を一本一本丁寧に磨いた後、艶出しをして表面をツルツルにしますから、汚れが付着しにくくなるというメリットがあります。
個人差はありますが、半年に1回くらいのペースでクリーニングをするのが良いでしょう。
ジェット式クリ−ニング法は、歯科専用の歯面研磨装置を用いています。ノズルからジェット噴射される研磨剤により、細かい粒子となって歯の表面に付着した頑固な汚れを落としていきます。
タバコのヤニ、茶しぶ、あるいはコ−ヒ−などによって着色した歯もアッという間にきれいになります。
見た目にきれいになるだけでなく、歯の裏側の汚れや歯垢も除去できます。
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