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フッ素できれいにする

フッ素できれいにする

毎日すみずみまで歯磨きをしているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくいところ、汚れが溜まりやすいところがあるものです。

こういったところのお掃除を徹底的に行うのがP.M.T.C.です。

歯の着色(バイオフィルム)は、歯石除去器具では完全に取り除くことはできません。

歯面清掃専用の器具によってきれいにすることが可能となります。

P.M.T.C.の効果は、フッ素による虫歯や歯周病の予防になり、さらにレーザー照射することにより一層の効果が得られるということです。

フッ素を歯の表面に塗布しますと、ハイドロキシアパタイトという成分と結合して、酸に抵抗力のあるフルオロアパタイトを形成し、エナメル質の酸への抵抗力を高める作用があります。

また、きれいになるとも言われています。アメリカで虫歯予防ということで水道水にフッ素が添加されて半世紀以上経過しましたが、現在アメリカの子どもの虫歯の数は2本と言われています。

砂糖の量をアメリカの半分しか食べていない日本の子どもの虫歯は5本と言われています。

フッ素の効果がいかに凄いかが分かります。フッ素を塗布しただけでは、虫歯は完全に予防することはできません。

虫歯予防のためには甘いものを食べ過ぎないなど、食生活に配慮し、口内をきれいにするように、食後は歯磨きを心がけましょう。

フッ素入りの研磨剤、特殊なチップによる研磨、そして研磨パウダーを吹き付けることにより、歯の表面に付いている歯垢(プラーク)や茶渋やタバコのヤニなどの着色を除去し、歯をきれいに磨き上げることができます。

さらに、フッ素コーティングすることによって、歯が強くなります。

フッ素洗口の方法を紹介しますと、まず、フッ素洗口剤(粉末)を水で薄めてフッ素洗口液を作りましょう。

歯磨きをします。プラークを落とすことによりフッ素の効果が高まってきます。フッ素洗口液を口に含みましょう。

フッ素洗口液を飲み込まないように注意して、30秒から60秒の間クチュクチュしてから、吐き出してください。

吐き出した後に水でうがいをしないようにしましょう。この後、30分は飲食を控えてください。

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