口臭の予防
口臭予防の基本は、やはり歯磨きにあります。口の中、特に歯と歯ぐきの間は、特に複雑に凹凸があり細菌が棲み増殖するのには持って来いの場所となっています。
そのため、普通の食事をしていましても食後のブラッシングを怠りますと、どうしても細菌がついてしまいます。
針先ぐらいところでも、だいたい1億個の細菌が潜んでいると言います。
これらの細菌が毎日せっせと排泄物を出して、口臭の原因となっているのです。
口臭を予防したり、消すためには、プラークとそこに棲みついている細菌の数を減らすことです。
その根本的な対策が正しい方法で歯を磨くことなのです。口臭予防と一口に言いましても、さまざまな状態とそれに合った方法があります。
口臭には、生理的によるものと病気によるものがありますから、その状況によって予防方法が違ってきます。
エチケットとして、一時的な生理的口臭の予防方法としましては、市販のデオドラント製品の活用、あるいはレモンや牛乳といった口臭予防が挙げられます。
口臭予防のポイントは、唾液のコントロールです。唾液には、口の中の細菌を除菌する自浄作用が備わっており、食べかすや細菌を攻撃していきます。
この唾液の分泌が減少したり、不足したりしますとより細菌は増殖して、歯にプラークが溜まるなど、口臭が生じやすい環境を整えてしまいます。
ですから、この唾液の分泌を一定に保つことが口臭予防に有効となります。
具体的な方法としまして、お茶を飲んだり、間食に唾液が分泌しやすい酸味のあるものを摂取するといった工夫が非常に有効とされています。
舌苔をきれいに除去したり、食後の歯磨きを徹底することなどが非常に有効とされています。
しかし、根本的な口臭予防をしたいのでしたら、口臭外来や歯科クリニックで指導を受けることをお勧めします。
また、その口臭が病気によるものでないかの検査を受けることも肝心です。特に、緑茶には、葉緑素やフラボノイドといった臭い消しに有効な成分がありますから、口臭予防にお勧めです。
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